体験談3 小学5年生女子(当時)
◆行った支援内容
- 訪問支援 週2回90分
- 外出同行(月1回程度)
- 教育コンサルティング(学校連携)
◆お問合せ時の状況・その時の親の気持ち等
- 小3から小5にかけて、学校でいじめにあっていました。小5の3学期の終わりから学校を休むようになり、不登校が始まりました。
- 休み始めた当初はずっと家で寝込んでしまい、お風呂にも入らず、自力で食事もしようとしないなど、普段の生活が送れなくなっていました。少し良くなったかと思えば、今度はゲームをやり続けるようになり、昼夜逆転の生活が続きました。
- 学校に相談すると、医療機関への受診を強く勧められましたが、親としては傷ついている子どもを医者に連れて行くということに抵抗があり、何か別の方法はないかと調べていた。すると、子どもにとって身近な存在が訪問してくれる支援があることをしり、相談してみたいと思いました。
◆現在の状況
- はじめは、アソシエイトさんが訪問来てくれても、寝ていたり、会いたくないと言うことが多くありました。しかし、絵を描くことが好きな子どもの為に「絵を描こうよ!」と提案してくれたことをきっかけに、次第に打ち解けていき、一緒に映画を観に行くなど外出ができるようになりました。
- アソシエイトとの交流中心の取り組みから、小6の夏頃から学校の夏休みの宿題などの学習ができるようになり、小6の3学期から週1〜2回教室への登校を始めることができるようになりました。
- 現在は、アソシエイトさんの訪問支援は一度卒業し、中学校生活に向き合い、進路や生活習慣を考える目的で、教育コンサルタントによる月1回の訪問カウンセリングを受けています。
◆保護者の声
私はとにかく、娘の心の健康を取り戻したいと思いました。アソシエイトとの楽しい交流の中で、娘の傷ついた心はだいぶ癒えたと感じています。また、小学校から医療機関への受診を熱心に勧められ、親としても苦しくなってしまったとき、担当の教育コンサルタントの方に学校へ連絡をとってもらい、娘の状態について説明してもらえたことで、学校の先生方も理解してくれました。親として、とてもありがたかったです。
登校できるようになってからも、「学校に行くのが怖い」と再び登校を拒むことがありましたが、その時には「宿題をやっていないことで、怒られるんじゃないか」という気持ちがあったとことを教育コンサルタントに話したそうです。その時、親には言いにくいことを話せる存在の必要性を改めて感じました。
今後ともよろしくお願いいたします。
◆生徒の声
始めは不安でしたが、アソシエイトさんは優しく、一緒に好きなアニメの絵を描いたり映画に行ったりして、楽しかったです。